火事で家が全焼!信頼できる解体業者を選ぶ7つのポイントとは?

火事で家が全焼!信頼できる解体業者を選ぶ7つのポイントとは?

 

家が全焼してしまった場合、解体業者に依頼して全焼した家の撤去をしなくてはいけません。

ただ、解体業者はどこでもいいというわけではありません。ほとんどは優良業者ですが、一部悪徳業者が存在します。

また、全焼した家の解体経験がない業者に依頼してしまうと、後々面倒な事態になります。

 

全焼後の手続きはこちらをご覧ください!
火事で家が全焼!必ず取らなくてはいけない手続きを徹底解説!

1.火事で全焼した家の解体を悪徳業者に頼んだ場合

当然、依頼者は被害を受けます。主な被害は下記の4つです。

1.納期に間に合わない

2.追加料金が発生

3.近隣からのクレーム

4.完全に撤去されていない

具体的な被害をそれぞれご説明いたします。

 

1-1.被害1:納期に間に合わない

約束された日までに解体工事が完了しません。これが一番多い被害です。最悪の場合は、いつまで経っても工事が完了しません。解体費用を再度支払って、別の業者に依頼しなくてはいけなくなります。

そもそも完了させる気がなく、依頼者が諦めるのを待っている、最悪な業者も存在します。

 

1-2.被害2:追加料金が発生

最初は物凄く安い見積もりを出してきて、解体工事が始まったら、高額な追加料金を請求してきます。既に支払った解体費用は返金されないため、追加料金を支払わざるを得ません。追加料金を支払わなかった場合は、途中で解体工事がストップされます。結局、相場より高い解体費用がかかってしまいます。

 

1-3.被害3:近隣からのクレーム

経費を削減するために防音対策を一切しないため、近隣からのクレームが発生します。このような悪徳業者の場合、解体工事着工時の近隣へのご挨拶回りを怠るケースも多いです。家を建て直して再度住んだ際、近所で悪い噂が立っていて、引越しを余儀なくされた事例もあります。

 

1-4.被害4:完全に撤去されていない

廃棄物の未撤去・解体が未完了といった被害です。ほぼ解体工事は終わっていますが、完全に撤去しなければ建て直しができません。依頼した解体業者に「しっかり撤去してくれ」と言うと、追加料金を請求されます。別の業者に頼む場合は、再度費用を支払う必要があります。

 

2.火事で全焼した家の解体経験がない業者に頼んだ場合

全焼・半焼した家の解体工事をした経験がない解体業者は、しっかりとした見積もりが取れません。工事着工後に追加料金が発生してしまう可能性が高いです。追加料金を支払わなければ、工事はストップしてしまいます。

 

3.火事で全焼した家の解体業者を選ぶ7つのチェックポイント

全焼した家の解体を依頼する際は、下記の7つのポイントをチェックしてください。

1.許認可を受けているか

2.全焼した家の解体経験があるか

3.見積書の解体費用は安すぎないか

4.見積書が分かり易すぎないか

5.連絡がつくかどうか

6.契約書を交わしてくれるか

7.クレーム対応への説明はあるか

これらのポイントを全てクリアできていれば、解体工事をスムーズに完了してくれる業者を見つけられるでしょう。

 

3-1.ポイント1:許認可を受けているか

国土交通省のホームページにある「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」を使って、依頼を検討している解体業者が建設業許認可を取得しているか確認してください。優良な解体業者であれば、「とび・土工」「土木」「建築」のいずれかの許認可を取得しています。取得していなければ、解体業者に仕事を仲介するブローカーです。解体工事費用を最大限抑えて、下請けの解体業者に仕事を流しています。最低限必要な工事費用まで抑えている可能性があるので、しっかりとした解体工事がおこなわれる可能性は低いです。

 

3-2.ポイント2:火事が起きた家の解体工事の経験があるか

全焼した家の解体工事をした経験があるか確認してください。

経験があった場合、追加料金が発生するトラブルを回避できます。一方で、経験がなかった場合は、追加料金が発生する可能性が高いです。別の業者に依頼した方がいいでしょう。

ただし、経験がないのに、「経験がある」と嘘をついている可能性もあります。そういった事態を防ぐために、出会った直後に「全焼した家の解体経験があるか」質問してください。人間は突如質問をされると正直に答えてしまう生き物です。口がごもごもしたり、目が泳いだ場合は、経験がない可能性が高いでしょう。

 

3-3.ポイント3:見積書の解体費用が安すぎないか

相場と見比べて、見積書の解体費用が安すぎないか確認してください。優良業者は工事代金相場±15%で見積書を提示してきます。安すぎる場合は、99%悪徳業者です。「後々高い追加料金を請求してくる」「完全に撤去されない」「防音対策がされない」といった被害を受ける可能性が高いです。

 

解体費用相場はこちらをご覧ください!
火事で家が全焼!解体費用はどれくらい?

 

3-4.ポイント4:見積書が分かり易すぎないか

見積書の中身を必ず確認してください。優良業者の場合は、何について書かれているのか分からないくらい詳細に書かれています。見積書に「解体工事一式 ◯◯万円」と書かれていたら要注意です。悪徳業者の可能性が高いです。中身が分からないようになっているため、業者側都合で追加料金を請求できます。

ただし、優良業者が親切で分かりやすく書いている可能性もあります。見積書の分かりやすさだけで、悪徳業者かどうか判断しないようにしてください。あくまで判断材料の一つとしてご確認ください。

 

3-5.ポイント5:連絡がつくかどうか

見積もりが出されるまでに何度か電話をするかと思います。その際、一両日中に連絡が取れるか確認してください。納期に間に合わない悪徳業者は、連絡がいつまで経っても取れない傾向があります。ただ、優良業者の人も一両日中に連絡がつかないこともあります。3.4回連絡して、全て一両日中に連絡がつかなかった場合は、別の業者に依頼しましょう。

 

3-6.ポイント6:契約書を交わしてくれるか

契約書を交わしてもらえるか確認してください。優良業者は必ず契約書を交わしてくれます。一方で悪徳業者の場合は、契約書を交わしたがりません。

口頭でどれだけ約束しても、契約書がなければ納期や工事完了の条件が決まっていないのと同じです。「約束していた納期に遅れる」「完全に撤去されていない」といった被害を受けても文句を言えません。契約書を交わしてくれない業者はもちろんのこと、こちらから「契約書を交わしてくれ」と言うまで契約書を交わそうとしなければ、別の業者に依頼しましょう。

 

3-7.ポイント7:クレーム対応への説明があるか

クレームへの対応について説明を求めてください。優良業者の場合は、クレームが起きた場合の具体的な説明をしてくれます。一方で、「そこは大丈夫です」といった抽象的な説明をされた場合、悪徳業者の可能性が高いです。厳重な防音対策をしても、解体工事をすれば騒音が出ます。少なからずクレームは発生します。しっかりとしたクレーム対策がおこなわれないと、建て直し後に再度住んだ際、近隣からの評判が悪くなっています。

 

まとめ.信頼できる業者に火事で全焼した家の解体を任せましょう!

「どこで解体しても同じ!」と思って解体業者選びをすると、後悔する可能性があります。悪徳業者に頼んだ場合は高額な費用を請求されます。また、全焼した家の解体経験がない業者に頼んだ場合、追加費用が発生する可能性が高いです。今回ご紹介した7つのポイントをチェックして、優良業者に解体工事を依頼しましょう。

 

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