【1位が意外!!】地震で火事が発生する4つの原因とは?

【1位が意外!!】地震で火事が発生する4つの原因とは?

 

「地震が発生したら、なんで火事が起こるの?」

「地震で火事が発生する原因は?」

「コンロの火以外で火事になる原因はあるの?」

と疑問に思っていないでしょうか?

 

地震が発生した際にニュースを見たら、「何棟が火事になった」と報道されているため、「地震が起きたら火事になる」となんとなく理解しているかと思います。

しかし、地震で火事が発生する原因は報道されないため、知らない人がほとんどです。

 

そこで今回は地震で火事が発生する下記の4つの原因を徹底解説いたします。

1.電化製品の破損または誤作動

2.調理中の火

3.津波に浮遊している引火した灯油や石油

4.放火

 

1.原因1:電化製品の破損または誤作動

地震が発生した際、電化製品の破損または誤作動が原因で火事が起こります。

地震が発生した際の火事の原因としては最も多く、全体の51%を締めています。

 

1-1.出火までの経緯

破損と誤作動で出火までの経緯が異なります。

それぞれの経緯をご説明いたします。

 

1-1-1.電化製品が破損した際の出火までの経緯

地震が発生した際に、「電化製品が転倒」または「電化製品へ物が落下」することによって、電化製品が破損し、ショートします。

ショートした際に飛び散る火花が、埃や周辺にある燃えやすい物に引火をして火事が発生します。

 

1-1-2.電化製品が誤作動した際の出火までの経緯

地震が起きると、ドライヤーや電気ストーブ等の電化製品が転倒して誤作動を起こします。

その後、高温に熱されたドライヤーや電気ストーブに燃えやすい物が接触をして、火事が発生します。

 

1-2.2つの事例

地震による電化製品の「破損」と「誤作動」が原因の火災事例をそれぞれご紹介します。

 

1-2-1.地震による電化製品の破損が原因の火災事例

地震が起きたことによって、冷蔵庫の電源コードに鍋が落下をしました。

電源コードの配線がむき出しになりました。ショートした際に火花が木製の床に引火をして、火事が発生しました。

 

1-2-2.地震による電化製品の誤作動が原因の火災事例

地震が起きたことによって、電気ストーブに物が落下をして、電気ストーブの電源が入りました。

その後余震が発生した際に、電気ストーブに服が落下してきて、服に着火しました。

 

1-3.対策:ブレーカーを切る

地震が発生したら、すぐにブレーカーを落とすことによって、電化製品の破損または誤作動による火事を防げます。

冷蔵庫の中にある食材は腐ってしまいますが、家を火事から守るためにも必ずブレーカーを落としましょう。

 

2.原因2:調理中の火

調理中に地震が発生したことによって、フライパンの油が火に落ちて火事が発生します。

地震発生時刻と同じ時間帯の火事の9割は、調理中の火が原因の火事です。

 

2-1.出火までの経緯

調理中に地震が発生すると、下記のいずれかが起きます。

  • 調理中のフライパンが転倒
  • 調理中のフライパンに物が落下

その結果、フライパンの上にある油が火に落ちて火事が発生します。

 

2-2.事例:天ぷらを揚げている際に地震発生

天ぷらを揚げている際に地震が発生しました。

鍋が転倒して、火の上に大量の油が流れ込んだことによって、大きな火があがりました。

「地震が発生していた」「火が大きかったので、自分では消火できない」といった理由から、消火活動をせずに避難をしました。その結果、隣家を含む住宅2棟が全焼しました。

 

2-3.対策:揺れを感じた瞬間に火を止める

大きな地震の前には、必ず小さな揺れが起こります。

小さな揺れを感じた瞬間に火を止めることによって、火事の発生を防げます。

「すぐに収まるだろう」「どうせ大きな地震は来ない」とは思わずに、小さな揺れを感じたら、すぐに火を止めましょう。

また、揺れを感じた瞬間に火が止まるシステムキッチンも販売されていますので、買い換えるのも一つの手でしょう。

 

3.原因3:津波に浮遊している引火した灯油や石油

津波に浮遊している引火した灯油や石油によって、火事が起きます。

津波は移動する際には、引火している灯油や石油も移動するため、多くの住宅が火事になります。

 

3-1.出火までの経緯

地震によって津波が発生します。

津波によって、石油タンクや灯油タンクが破壊されて、水の上には大量の石油や灯油が浮遊します。

何かの拍子で引火することによって、津波が火の波と化します。

津波が移動した際に火も一緒に移動をして、住宅を燃やしていきます。

 

3-2.事例:ガソリンスタンドの石油タンクが破壊された

津波によって、ガソリンスタンドの石油タンクが破壊されて、津波に大量の石油が浮遊しました。

何かの拍子で引火した際には、津波の上に100㎡(10m×10m)程度の火があがりました。

潮が引く際に、住宅を燃やしていき、結果的に全焼4棟・半焼5棟の被害が出ました。

 

3-3.対策:住宅を鉄筋コンクリート造にする

住宅を鉄筋コンクリート造にするしか予防策はありません。

鉄筋コンクリート造の住宅は火に強いため、火事は起きづらいです。

津波に浮遊している引火した石油や灯油が原因の火事を防ぎたいのであれば、鉄筋コンクリート造の住宅に建て替えましょう。

 

4.原因4:放火

地震が発生した際は、「中学生や高校生」「過去に恨みをかった人」の放火による火事が起きます。

 

放火犯の賠償責任はこちらをご覧ください!
放火をされて家が火事に!!犯人に賠償責任はある?

 

4-1.出火までの経緯

地震が発生すると、周辺住民は避難をするため、監視の目がなくなります。

その結果、中学生や高校生は遊び半分で放火をして、過去に恨みをかった人はここぞとばかりに放火をします。

 

4-2.事例:中学生4人がふざけて放火

地震発生から2週間が経った日に、仲の良い中学生4人が集まって放火をしました。

地震によって暇を持て余していたため、暇つぶしとして放火をしました。

消防によって延焼は防がれましたが、放火をされた家は全焼してしまいました。

 

4-3.対策:住宅を鉄筋コンクリート造にする

住宅を鉄筋コンクリート造にするしか方法はありません。

放火犯の心理的に燃えにくそうな家には放火をしづらいそうです。

放火による被害を本当に防ぎたいのであれば、住宅を鉄筋コンクリート造にしましょう。

 

その他地震火災の対策はこちらをご覧ください!
地震火災に効果的な5つの対策とは!?

 

5.地震で発生する火事の原因に関するまとめ

地震で発生する火事の原因は下記の4つです。

1.電化製品の破損または誤作動

2.調理中の火

3.津波に浮遊している引火した灯油や石油

4.放火

これらが原因の火事には予防策があります。

しっかりと予防策を講じて、火事の発生を防ぎましょう。

 

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