火災保険金を請求するときの6つのコツとは?

火災保険金を請求するときの6つのコツとは?

 

火災保険に加入していても、いざ被害を受けて保険金を請求する時に、何から手を付ければ良いのか迷う方は多いです。

 

今回は、火災保険の請求の流れと正しく支給してもらうための6つのコツ、注意点をご紹介しましょう。

 

1.火災保険の保険金請求手続き

1-1.保険金請求手続きの流れ

流れ1;保険会社に連絡
加入している保険会社へ事故の報告をします

流れ2:書類を郵送されてくる
保険金請求書と事故内容報告書が郵送されてきます。

流れ3:請求に必要な書類に記入する
必要書類を全て集めて記入

流れ4:書類を返送する
保険会社へ書類を提出

流れ5:保険会社による審査
損害鑑定人が建物損害の調査を実施する

流れ6:損害鑑定人から保険会社へ損害状況の報告

流れ7:保険会社が保険金支払い額を決定

流れ8:保険金の支払い

 

詳細な保険金請求手続き方法はこちらをご覧ください!
必見!!火災保険の請求方法とは?

水漏れ被害が起きた際の保険金請求手続き方法はこちらをご覧ください!
水漏れ発生!!適切な保険金を受け取るための火災保険の申請方法は?

 

1-2.必要書類一覧

保険金を請求する際は、下記の書類を保険会社へ送付します。

  • 保険金請求書
  • 事故内容報告書
  • 損害箇所の写真
  • 修理見積書
  • 不動産登記簿謄本(請求人が契約者と異なる場合は委任状が必要)
  • 印鑑証明書
  • 保険金直接請求承諾書
  • 罹災(りさい)証明

 

保険金を請求する際の必要書類はこちらをご覧ください!
火災保険金請求時の必要書類とは!?

 

2.火災保険金請求の6つのコツ

適正な保険金受け取るための6つのコツをご説明いたします。

 

2-1.コツ1:事故報告は速やかに行う

自然災害による被害にあったら、保険会社への事故報告は速やかに行うことが大切です。

事故報告が遅れるほど、被害が風化するため、被害を証明するのが難しくなります。

最悪の場合は保険金が支給されません。

保険証券には問い合わせ先の電話番号が記載されているので、早めに事故報告を行いましょう。

大きな自然災害が起こると、保険会社への保険金請求の問い合わせが混み合うので、対応に時間がかかります。

しかし、月日が経つにつれて、被害の証明は難しくなるため、根気強く請求をしましょう。

 

2-2.コツ2:必要書類の不備をなくす

保険会社から必要書類を伝えられるので、それぞれ不備がないようにしましょう。

不備があると、「『何か隠し事があるのではないか?』と疑われる」「被害を証明できない」といった理由から保険金支給額が少なくなります。

 

2-2-1.不備がよく起こるポイント

2-2-1-1.ポイント1:損害箇所の写真の添付忘れ

損害箇所の写真は保険金支給額を決定するための重要な資料です。

添付し忘れると、被害を証明できないため、適正な保険金が支給されません。

 

2-2-1-2.ポイント2:謄本の添付忘れ

契約者の確認書類のために、「戸籍謄本」「登記簿謄本」を添付しなくてはいけません。

添付し忘れると、「代理申請がおこなわれているのではないか?」と疑われるため、審査が厳しくなります。

 

2-2-1-3.ポイント3:訂正印

訂正する際は、訂正箇所を二重線で消して訂正印の押印が必要になるので注意しましょう。

 

「保険金請求書」「事故内容報告書」の書き方はこちらをご覧ください!
適正な火災保険金を受け取るための請求書の書き方とは?

 

2-3.コツ3:損害箇所の写真は5枚以上添付する

損害箇所の写真を5枚以上添付することによって、被害状況が保険会社に伝わるため、適正な保険金が支給されます。

もし、目で見て分かりづらい損害なのであれば、「損害箇所」と「損害していない箇所」の写真を送ることによって、被害状況が伝わります。

 

2-4.コツ4:質問には事実を伝える

送付書類に関する問い合わせの電話が来たら、事実を伝えましょう。

質問の答えと書類の内容が一致しなかった場合は、「嘘をついている」と判断されるため、保険金支給額が少なくなります。

 

2-5.コツ5:「少ない」と感じたら異議を申し立てる

保険会社の担当者が、「書類の内容」「被害状況」「契約状況」を照合して、保険金支給額を決定します。

ただ、担当者も人間なので、保険金支給額を間違うケースがあります。

保険金支給額が多かったら保険会社は返金要求をしてきます。

しかし、保険金支給額が少なかった場合は保険会社から何も言われないため、「少ない」と感じたら、異議を申し立てて、保険金支給額の再鑑定を依頼しましょう。

 

2-6.コツ6:銀行口座の振り込まれた金額を確認する

保険会社に振り込まれた保険金を確認しましょう。

システムエラーによって、決定していた保険金よりも少ない金額が振り込まれている可能性があります。

 

3.火災保険金を請求する際の注意点

火災保険を悪用したリフォーム業者による被害が急増しているので注意が必要です。

「保険金を使えば無料でリフォームできる」というセールストークをして、保険請求後に多額の請求をする被害が増えています。

国民生活センターによる調査では、住宅修理サービス関連のトラブルが数年で5〜6倍に増えていると発表しています。

火災保険申請代行とリフォームを同時に勧めてきたら、悪徳業者の可能性が高いので、キッパリ断ることが大切です。

 

火災保険を使ったリフォームで多発するトラブルはこちらをご覧ください!
火災保険を使ってリフォームする!よく起こる7つのトラブルとは?

 

4.火災保険請求のコツに関するまとめ

今回は、「火災保険の保険金請求手続き」「適正な保険金を受け取るための5つのコツ」「注意点」をご説明しました。

火災保険の請求手続きは、保険会社に電話を1本入れて事故報告をするだけで、自分で手続きを開始することができます。

手続きの流れを抑えて、必要に応じて適切な申請をしましょう。


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