火災保険金請求時の必要書類とは!?

火災保険金請求時の必要書類とは!?

 

「火災保険金請求時の必要書類が分からない」とお悩みですか?

 

「保険金請求額」「法人または個人」等の条件で必要書類が異なります。

火災保険金請求を経験した友人に聞いても、あなたと友人では必要書類が異なるため、正確な必要書類は分かりません。

 

そこで今回は火災保険金請求時の必要書類について徹底解説いたします。

 

1.火災保険金請求するときの6つの必要書類

火災保険金請求するのであれば、最低限用意しなくてはいけない必要書類を6つご説明いたします。

どんな条件であっても、用意しなくてはいけない必要書類です。

 

1-1.必要書類1:保険金請求書

保険金の請求申請をする書類です。

下記の4つの項目を記入します。

1.ご請求日

2.保険金請求者情報

3.他社との契約状況

4.保険金振込口座情報

 

1-2.必要書類2:事故内容報告書

事故内容を説明する書類です。

保険金支給額を決定する上で重要です。

事故内容を極力詳細に記入して、提出いなくてはいけません。

 

「保険金請求書」「事故内容報告書」の書き方はこちらをご覧ください!
適正な火災保険金を受け取るための請求書の書き方とは?

 

1-3.必要書類3:損害箇所の写真

事故内容報告書で記入した事故内容を証明するために、損害箇所の写真が必要です。

下記の2点に注意して、損害箇所の写真を用意しましょう。

  • 5枚以上用意する
  • 損害状況が伝わる写真

 

1-4.必要書類4:修理見積書

損害状況を数字で証明するために、修理見積書を提出しなくてはいけません。

リフォーム業者に依頼すれば、修理見積書は発行してもらえます。

なお、修理見積書には、「建材単価」「建材発注数」といった詳細な情報まで記載してもらいましょう。

 

適正な保険金を受け取るための見積書作成方法はこちらをご覧ください!
火災保険金請求する!見積もりを取るときの4つの注意点とは?

 

1-5.必要書類5:損害明細書

詳細な損害状況を証明するために、損害明細書の提出が必要です。

損害明細書とは、リフォーム業者が作成した事故内容報告書です。

リフォーム業者から見た「損害状況」「損害原因」が詳細に記載されています。

プロが確認しているため、事故内容報告書よりも損害明細書は重要な書類です。

リフォーム業者に見積もりを依頼すれば、修理見積書と一緒に発行されます。

 

1-6.必要書類6:建物登記簿謄本

火災保険は、建物の所有者しか保険を掛けられない決まりになっています。

「建物の所有者」と「保険金請求者」の氏名が一致しているのか確認するために、建物登記簿謄本の提出が義務付けられています。

ただし、「保険金請求額500万円以上」でなければ、建物登記簿謄本の提出を求めない保険会社もあります。

 

2.条件によって提出義務が発生する5つの必要書類

保険金請求する際の条件によって提出義務が発生する5つの必要書類をご説明いたします。

 

2-1.必要書類1:委任状

保険金請求者と異なる人が保険金請求をする場合、委任状が必要となります。

保険会社ごとに委任状が用意されているため、第三者に保険金請求を依頼する際は、保険金請求書と一緒に委任状も郵送してもらいましょう。

 

2-2.必要書類2:法人代表者資格証明書

下記の2つの条件を満たした場合に法人代表者資格証明書の提出が必要です。

1.保険金請求者が法人

2.保険金請求額が1,000万円以上

なお、法人代表者資格証明書の代わりに商業登記簿謄本を提出しても問題ないです。

 

2-3.必要書類3:印鑑証明書

保険金請求額が1,000万円以上の場合、保険金請求者の印鑑証明書が必要です。

なお、印鑑証明書を提出する際は、保険金請求書の押印を印鑑証明書と同じ押印にしなくてはいけません。

 

2-4.必要書類4:罹災証明書

「地震」「火事」「津波」といった災害による損害の保険金を請求する際は、罹災証明書が必要です。

罹災証明書とは、罹災状況が詳細に記載されている書類です。

災害による損害を証明するために提出が義務付けられています。

消防署で申請をすれば発行されます。

 

罹災証明書の申請方法はこちらをご覧ください!
火事後に必要な「罹災証明書」って何?申請方法と必要な場面を解説!

 

2-5.必要書類5:保険金直接支払指図書

火災保険の保険金が銀行の質権に設定されている場合、保険金直接支払指図書が必要です。

保険金直接支払指図書とは、「保険金を支払っても良い」という銀行からの許可証です。

銀行の担当者に依頼をすれば発行されます。

※信用状況に不備があった場合、保険金直接支払指図書が発行されない可能性があります。

 

3.火災保険金請求時は必要書類を用意しなければ損する!

火災保険の保険金を請求する際に、必要書類を全て用意しなければ、保険会社に「何か裏があるのではないか」と疑われます。

「保険金支給額が低くなる」「保険金請求が受理されない」といった不利益を被るので、必要書類は必ず用意しましょう。

 

4.火災保険金請求時の必要書類に関するまとめ

今回は火災保険金請求時の必要書類について解説いたしました。

火災保険金請求時の必要書類は下記の11個です。

1.保険金請求書

2.事故内容報告書

3.損害箇所の写真

4.修理見積書

5.損害明細書

6.建物登記簿謄本

7.委任状

8.法人代表者資格証明書

9.印鑑証明書

10.罹災証明書

11.保険金直接支払指図書

火災保険金請求するのであれば、1〜6までの書類は最低限必要です。

しかし、7〜11までの書類は人によって必要かどうか異なります。

「友人」や「ネット」からの情報だけでは、正確な必要書類は分からないため、必ず保険会社の担当者に確認をしましょう。

 

保険金の請求方法はこちらをご覧ください!
必見!!火災保険の請求方法とは?


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