適正な火災保険金を受け取るための請求書の書き方とは?

適正な火災保険金を受け取るための請求書の書き方とは?

 

「火災保険金請求書の書き方が分からない」とお悩みですか?

 

火災保険の保険金を請求する機会は滅多にないため、火災保険金請求書の書き方が分からないのも無理ありません。

また、火災保険金の請求経験がある人は少ないため、友人に聞いても、正確な書き方を教えてくれる人はいないでしょう。

 

そこで今回は、火災保険金請求書の書き方を徹底解説いたします。

 

1.火災保険金請求書の書き方

1-1.火災保険金請求書に記入する項目は4つだけ!

火災保険金請求書に記入する項目は下記の4つです。

1.ご請求日

2.保険金請求者情報

3.他社との契約状況

4.保険金振込口座情報

 

1-1-1.記入項目1:ご請求日

請求書を書く日付を記入してください。

「事故が発生した日付」「保険金請求の連絡をした日付」ではないのでご注意ください。

 

1-1-2.記入項目2:保険金請求者情報

事故に遭った人の「氏名」「電話番号」「住所」を記入して、登録印を押します。

事故に遭った人が未成年の場合は、親権者の「氏名」「電話番号」「住所」を記入します。

 

1-1-3.記入項目3:他社との契約状況

他社の火災保険に加入している場合は、他社との契約状況を記入します。

記入する内容は、「会社名」「保険種別」「証券番号」「契約者名」です。

なお、他社の火災保険に加入していない場合は、「契約なし」の欄をチェックします。

 

1-1-4.記入項目4:保険金振込口座情報

保険金振込口座の「銀行名」「支店名」「口座種別」「口座番号」「口座名義人名」を記入します。

なお、口座名義人名と保険金請求者名は同一でなくてはいけません。

 

1-2.火災保険金請求書を書く際の2つの注意点

1-2-1.注意点1:訂正箇所には気をつける!

万が一、記入ミスをした場合は、二重線をして、訂正印を押してください。

別の方法で訂正したら、記入不備になるため、火災保険金請求書を再度郵送しなくてはいけません。

記入不備で再度郵送した場合、保険金支給が1〜2週間遅れますのでご注意ください。

 

1-2-2.注意点2:誤字脱字には気をつける!

誤字脱字があると、火災保険金請求書を再度郵送しなくてはいけません。

火災保険金請求書を確認する担当者も人間ですので、誤字脱字に気付かないケースもあります。

担当者が誤字脱字に気付かなかった場合、保険金支給直前になって、請求書の再郵送を依頼されます。

非常に手間ですので、誤字脱字には気を付けましょう。

 

2.事故内容報告書の書き方

2-1.火災保険金請求書と事故内容報告書はセット!

火災保険請求書を郵送する際は、事故内容報告書も一緒に郵送します。

事故内容報告書とは、事故内容を説明する書類です。

保険金支給額を決定するのに非常に重要です。

 

2-2.事故内容報告書に記入する項目は6つ!

事故内容報告書に記入する項目は下記の6つです。

1.契約者名

2.住所

3.証券番号

4.事故日(被災日)

5.事故場所

6.事故原因・状況

 

2-3.事故原因・状況は詳細に記入する!

保険金支給額を決定する上で、事故原因・状況の項目は重要です。

適当に記入すると、被害を軽く見られてしまうため、保険金支給額が少なくなります。

適正な保険金を得るために、極力詳細に記入しましょう。

 

2-4.事故内容報告書には写真を添付する!

事故内容報告書には損害箇所の写真を添付します。

「事故原因・状況」に記入した内容を証明できるため、より適正な保険金を受け取れます。

損害箇所の写真を添付しなかった場合は、被害状況のしっかりと証明できないため、「保険金支給額が少なくなる」「保険金請求が受理されない」といった不利益を被ります。

 

2-4-1.事故内容報告書に添付する写真に関する2つの注意点

2-4-1-1.注意点1:写真は5枚以上添付する!

写真は多ければ多いほど、事故状況を証明できます。

また、多くの写真を添付することによって、保険金支給額を決定する担当者が、保険金請求者が気付かなかった損害を発見して、保険金支給額を上げてくれるケースもあります。

そのため、最低5枚は損害箇所の写真を添付しましょう。

 

2-4-1-2.注意点2:被害状況が分かる写真を選ぶ!

被害状況が分かる写真を選ぶことによって、保険金支給額を決定する担当者に被害状況がしっかりと伝わるため、適正な保険金を受け取れます。

「焦げている」「崩れている」といった目で見て分かる損害であれば、損害箇所の写真を送れば、被害状況は伝わります。

「うっすらと変色している」といった目で見て分かりづらい損害であれば、損害箇所と損害していない箇所の写真を送ることによって、被害状況は伝えられます。

 

3.火災保険金請求書の書き方のまとめ

今回は火災保険金請求書の書き方を解説いたしました。

火災保険金請求書の書き方は簡単なので、誰でも記入できます。

また、下記の3点に気を付けて事故内容報告書を作成することによって、適正な保険金を受け取れます。

  • 「事故原因・状況」を詳細に記入する
  • 損害箇所の写真を5枚以上添付する
  • 被害状況が分かる写真を添付する

火災保険金請求書と事故内容報告書を適切に作成して、適正な保険金を受け取りましょう。

 

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