「どうやって火災を予防すればいいの?」とお悩みですか?
日本では火災発生確率が0.03%(交通事故に遭う確率よりも低い)しかないため、「火災予防をしなくてはいけない」と感じている人はほとんどいません。友人と火災予防に関する会話をしたことがある人はいないでしょう。
火災予防のニーズはほぼないため、火災予防の情報は世の中に出回っていません。具体的な火災予防対策を知らないのも当然です。
そこで今回は、火災予防対策について徹底解説いたします。
※火災とは、自分では消火しきれない炎のことを指します。
1.ふとしたときに火災は起きる!
自ら火災を起こそうとする人はいません。
火災原因の99%は「不注意」または「他人のせい」です。
建物火災の出火原因ランキングは下表の通りです。
順位 | 出火原因 | 件数(比率) |
1位 | コンロの消し忘れ | 2,986件(14.0%) |
2位 | 寝タバコ | 2,025件(9.5%) |
3位 | 放火 | 1,635件(7.7%) |
4位 | ストーブの火が物に着火 | 1,330件(6.2%) |
5位 | 電気機器のショート | 1,036件(4.8%) |
出火原因ランキングをご覧になって分かる通り、「危険と感じていない」ときに火事は発生しています。
※寝タバコによる火災は、「寝タバコをやめる」という対策しかないため、この記事では割愛いたします。
その他火災の出火原因はこちらをご覧ください!
【統計データ公開!】火事が起きた原因をランキング形式で徹底解説!
2.効果的な火災予防対策は?
全ての出火原因に対する予防対策は存在します。
しかし、全ての予防対策をするとキリがありません。
一日中火災予防に注意を払わなくてはいけないため、一日の終わりには疲れ切ってしまうでしょう。
火災予防をするのであれば、下記の2つをおこなうのが効率的かつ効果的です。
- 「コンロの消し忘れ」に対する予防対策
- 全ての出火原因に対応できる予防対策
「コンロの消し忘れ」だけは自分の注意次第で防げるため、特化して予防対策をおこないます。しかし、「コンロの消し忘れ」以外の出火原因は、他人や環境といった外的要因が含まれるため、特化して予防しても予防しきれません。ですから、全ての出火原因に対応できる予防対策を講じるのが効率的です。
3.オススメ火災予防対策5選
下記2つの火災予防対策を合計5つご説明いたします。
- 「コンロの消し忘れ」に対する予防対策
- 全ての出火原因に対応できる予防対策
3-1.「コンロの消し忘れ」に対する火災予防対策
コンロの消し忘れて、下記の2つが起きることによって火災が発生します。
- 油がコンロの火に溢れて出火
- 油が高温になって発火
これら2つへの対策を取れば火災を防げます。
火災予防対策1:キッチンを離れるときは火を止める
目を離したときに出火したら、初期消火ができないため、火災に発展します。キッチンを離れるときに火を止めることによって、初期消火が遅れる心配がなくなるため、火災を予防できます。
火災予防対策2:清掃をする
ダクトやコンロ周りが油で汚れていると、目を離した際に少し出火しただけで、一気に燃え広がります。油を伝って延焼するからです。
ダクトやコンロ周りをしっかり清掃することによって、出火をしても火が燃え広がるのは遅くなるため、自力で消火できます。火災には発展しません。
火災予防対策3:温度調節センサー搭載のキッチンを使用
温度を調節するキッチンが販売されています。感度の高いセンサーで温度調節をするため、「油の発火」を完全に防げます。
このキッチンを使用して「油の発火」を完全に防ぐことによって、火災発生を防げます。
3-2.全ての出火原因に対応できる火災予防対策
「コンロの消し忘れ」以外の出火原因は、外的要因が含まれるため、予防しきれません。予防しきれない火災を特化して予防するのは効率が悪いです。全ての出火原因に対応できる火災予防対策を講じた方が効率的です。
火災予防対策4:消火器設置
消火器には消火剤が入っているため、水で消火するよりも効率的に消火できます。出火後1〜5分程度の炎なら消火器を使えば自力で消火できるため、火災の発生を防げます。
消火器の価格
消火器はアマゾンで3,150〜7,000円程度で購入できます。
弊社がサポートしたお客様に消火器の設置を勧めると、「高いのでは?」という質問をいただきます。しかし、お気軽にお買い求めできる金額なのでご安心ください。
オススメ消火器
株式会社モリタユージーの消火器がオススメです。
消火器の性能はどのメーカーも同じですが、値段が異なります。株式会社モリタユージーの消火器はシェア率が最も高く大量生産されているので、最も値段が安いです。そのため、一番オススメできる消火器です。
火災予防対策5:鉄筋コンクリート造にする
コンクリートは燃えづらいため、鉄筋コンクリート造の家は火災に強いです。出火しても燃え広がるのが遅く、ほとんどの炎を自力で消火できるため、火災の発生を防げます。
火災予防対策に関するまとめ
今回は火災予防対策を解説いたしました。
「温度調節センサー搭載のキッチンを使用」「鉄筋コンクリート造にする」という対策は非常にお金がかかるため、実施するのが難しいですが、その他3つの対策は手軽にできます。
火災は発生してから「もっと予防しておけば良かった」と思っても遅いので、手軽にできる3つの対策は必ずおこないましょう。
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